差し歯や被せ物を白くしたい!ホワイトニングできないの?
こんにちは。
江南市東野町の「どんぐり歯科」です。
差し歯や被せ物の歯の黄ばみ、気になりますよね?
天然の歯はホワイトニングをすれば白くなりますが、差し歯や被せ物のなどの人工の歯は、残念ながらホワイトニングでは白くすることができません。
今回は、なぜ人工の歯が黄ばんで汚れてしまうのか?ホワイトニングで白くできない理由についても
紹介させていただきます。
なぜ人工の歯が黄ばんで汚れてしまうのか?
差し歯や被せ物の歯の黄ばみは、使われている歯の材質によっても違いがあります。
保険適用の歯には、「レジン」と言ってプラスチックの材料が使用されています。
対して、保険適用外の歯にはさまざまな種類の歯がありますが、陶器と同じセラミックで作られているものがあります。
人工の歯が黄ばんでしまう原因に、色が濃くて着色しやすい食べものの影響や、経年劣化の影響があります。
人工の歯に使われている素材は天然の歯に比べて、唾液の作用によって歯の着色を防ぐ働きが無いため、時間の経過とともに黄ばんでいってしまうのです。
歯科で行われているホワイトニングは「過酸化水素」を使用します。過酸化水素は歯医者でしか取り扱うことができない薬剤です。
この薬剤が歯の表面に浸透し漂白することで、歯を白くしていきます。
しかし、人工の歯の場合は、天然の歯のような浸透作用が働かないので白くすることができません。
人工の歯に付着した汚れは、付着して間もないような簡単な汚れなら、ある程度クリーニングで落とすことも可能ですが、表面が傷ついててしまったり、破損の原因となったりすることもあるので
あまりおすすめできません。
人工の歯を白くしたいなら、天然の歯のホワイトニングが終わった後に周りの歯の色に合わせて
作り変えることで自然な口元になります。
当院では、家庭で行うホームホワイトニングを取り扱っています。
加齢、遺伝、食べ物、タバコなどによって歯は黄ばんでいきますので、
歯のホワイトニングに興味のある方は、お気軽にご相談ください。