正しい歯磨きでむし歯予防を
皆さんこんにちは。どんぐり歯科です。
毎日皆さんがしている歯磨き。
ただぼんやりと手を動かしているだけになっていませんか?
歯磨きは、むし歯や歯周病を防ぐために有効な手段のひとつですが、そのためにはプラーク(歯垢)をしっかりと取り除くことが大切です。
今回は、プラークの効率的な落とし方についてご説明します。
プラークをしっかり除去
プラークとは「生きた細菌のかたまり」で、プラーク内でむし歯や歯周病などの原因菌が増殖していきます。
乳白色で歯と同じような色をしており、舌で触るとザラザラした感触があります。
プラークは水に溶けにくく粘着性があるため、うがいでは取り除くことができません。
歯磨きの目的は、このプラークを取り除いてむし歯や歯周病などにならないようにすることです。
プラークが付着しやすいのは、歯と歯の間、歯と歯ぐきの境目、かみ合わせの面といった、歯ブラシの届きにくい部分です。
ブラッシングの際はそのような部分を意識して行うようにしましょう。
食べたら歯磨きの習慣を
飲食後は細菌が糖分を使って酸を作り出すため、歯の表面は酸性状態となり、カルシウムやリンなどのミネラルが溶け出してしまいます。
元の中性状態に戻るには飲食後1時間ほどかかりますが、その間はずっとミネラルが溶けやすい状態が続きます。
そのため、「食べたら歯磨き」の習慣をつけ、プラークを取り除くことが大切です。
また、寝ている間は唾液の分泌が少なくなり、口の中の自浄作用が低下するため、細菌が繁殖しやすい状態になります。
寝る前は、特に丁寧に歯磨きをしましょう。
歯磨きのアイテム選び
歯ブラシは、毛先が開いてしまうと歯にきちんと当たりにくくなり、効果的にプラークが落とせなくなります。
歯ブラシは1か月に1本を目安に交換しましょう。
また、人によって歯の形や歯並びは違いますので、ご自分の歯の状態に合わせて、適切な硬さや形の歯ブラシを選びましょう。
選び方がわからない場合は、当院でアドバイスいたします。
歯磨き剤は、歯の再石灰化を促す「フッ素配合」のものがおすすめです。
フッ素配合の歯磨き剤はプラークの除去だけでなく、酸で溶けた成分を歯に戻して修復する「再石灰化」を促します。
歯ブラシでのブラッシングの後に、デンタルフロスや歯間ブラシを使うと、プラークの除去率がアップします。
また、細菌の増殖を防ぐためには、洗口液でお口の中を殺菌することも有効です。
まとめ
このように、お口の中は飲食後や睡眠時に、プラークのできやすい環境に変化します。
お口の中を常にプラークのない状態に保つために、しっかりと歯磨きをしましょう。
医院名 | どんぐり歯科 |
---|---|
所在地 | 〒483-8427 愛知県江南市東野町新田148 |
電話番号 | 0587-55-5656 |
URL | https://www.donguri5656.com |
診療内容 | 歯科/小児歯科/矯正歯科/PMTC/ホワイトニング/歯周病治療/予防・クリーニング |
説明 | 江南市東野町新田で虫歯・歯周病の治療や、小児歯科・矯正歯科・ホワイトニング・予防/クリーニングの歯医者ならどんぐり歯科。土曜も診療しているとても通いやすい歯科医院です。江南市東野町神田、古知野町牧森、松竹町上野など周辺地域からの来院もお待ちしております。 |