どうやってむし歯は進行していくの?
皆さんこんにちは。どんぐり歯科です。
むし歯になったことがある方は多いと思いますが、皆さんはどのような状態になったら「むし歯になった」と思いますか?
実は、これにはかなりの個人差があり、ごく初期の症状で思う方から、かなり悪化した状態になってようやく思う方もいらっしゃいます。
今回は、むし歯の進行についてお話しします。
歯の表面の白い斑点(C0)
奥歯の溝に、白い斑点ができたのを見たことはありませんか?
これは専門用語で「ホワイトスポット」と言われる状態で、初期のむし歯に分類されるものです。
ホワイトスポットは、歯の表面のエナメル質が酸性になることで、エナメル質のカルシウム成分が少なくなる「脱灰」と呼ばれる現象が進んだ状態です。
よく、歯科検診などで歯科医師が「C0、C1」と言うのを聞いたことがあると思います。
ホワイトスポットは「C0」の状態で、ブラッシングやフッ素塗布だけで治療することが可能です。
歯に穴があく、黒ずむ(C1)
「ホワイトスポット」の状態からむし歯が進行すると、その部分が黒ずんできます。
これは、歯の表面のエナメル質がさらに溶かされてしまった状態です。
まだ「しみる」「痛む」などの自覚症状がない場合も多いです。
「C1」と呼ばれるのはこうなったときで、早い方はこの状態で「むし歯になった」と思われるようです。
冷たいものや甘いものがしみる(C2)
飲食をしたとき、冷たいものや甘いものがしみることがあります。
これは、エナメル質の内側の象牙質にまでむし歯が進行している状態です。
「C2」と呼ばれ、生活に支障をきたしてくるので、歯科医院を受診する方も増えてきます。
歯が痛い(C3)
ほとんどのが「むし歯になった」と思うのは、歯が痛くなったときでしょう。
これは、象牙質の内側の神経にまでむし歯が進行している状態です。
神経までむし歯が達してしまっているせいで、何もしなくてもズキズキと痛みます。
「C3」と呼ばれる状態で、かなりむし歯が進行してしまっているので、「根管治療」なども必要になってきます。
まとめ
むし歯はこのように進行していきます。
もし「C0」の状態で歯科医院を受診すれば、歯を削るなどの治療が必要ないのです。
歯は削ってしまうと再生することができないうえ、そのたびにもろくなってしまい、いつ歯を失う可能性がでてきます。
むし歯にならないことがベストですが、もしもむし歯になってしまっても簡単に治療を終わらせることができるよう、日頃から歯の状態を注意して観察するようにしてみましょう。
医院名 | どんぐり歯科 |
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所在地 | 〒483-8427 愛知県江南市東野町新田148 |
電話番号 | 0587-55-5656 |
URL | https://www.donguri5656.com |
診療内容 | 歯科/小児歯科/矯正歯科/PMTC/ホワイトニング/歯周病治療/予防・クリーニング |
説明 | 江南市東野町新田で虫歯・歯周病の治療や、小児歯科・矯正歯科・ホワイトニング・予防/クリーニングの歯医者ならどんぐり歯科。土曜も診療しているとても通いやすい歯科医院です。江南市東野町神田、古知野町牧森、松竹町上野など周辺地域からの来院もお待ちしております。 |